日本サッカー協会がアギーレ監督との契約解除を発表
八百長問題の渦中にあった指揮官
日本サッカー協会の大仁邦彌会長が3日、都内でハビエル・アギーレ監督の八百長疑惑に関する記者会見を行い、指揮官との契約を解除したことを発表した。
アギーレ監督はスペイン1部レアル・サラゴサを率いた2010-11年シーズン最終戦レバンテ戦で負ければ2部降格の可能性がある中、八百長に加担した疑いが持たれていた。
昨年12月にスペイン検察当局がバレンシアの裁判所に告発していた。
準々決勝UAE戦でPK戦の末に敗退した先月のアジアカップオーストラリア大会前からスペインメディアでこの疑惑は報じられていたが、アギーレ監督は記者会見で潔白を主張。日本サッカー協会も続投の方針を打ち出していたが、このタイミングで解任に踏み切った。
当時のサラゴサの選手、幹部、スタッフなど42選手がスペイン司法当局の事情聴取の対象となっており、アギーレ監督も今後バレンシアの裁判所に召喚されると現地メディアで報じられていた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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