ミランが中国マネーでFW陣強化を画策 “闘将ジュニア”争奪戦に参戦へ
ジェノアで今季10得点のジョバンニ・シメオネに注目
来季に向けてチャイナマネーをバックにストライカーの獲得を推し進めようとしているACミランは、若き才能にも着目。ジェノアで頭角を現した“闘将”の息子争奪戦にも参戦するという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
ミランはトリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティやチェルシーのスペイン代表FWジエゴ・コスタなど、来季に向けて高額が必要なストライカーの確保に動いていると報じられている。その一方で、同じイタリアのセリエAで頭角を現した選手にも目を向けているようだ。
ジェノアのFWジョバンニ・シメオネは、アトレチコ・マドリードを率いる“闘将”ディエゴ・シメオネ監督の息子だが、アルゼンチン代表として2015年南米ユース選手権に出場して9得点を記録し、チームを優勝に導き自身も得点王を獲得するなどの実績を残し、今季開幕前にジェノアに加入。リーグ26試合出場10ゴールと、欧州1年目としては合格点と言える結果を残した。
その若きジョバンニには、名門フィオレンティーナが獲得に名乗りを上げたと報じられていたが、新たにイングランド・プレミアリーグのワトフォードに加え、ACミランも争奪戦に参戦したという。
21歳の若さにして、“守備の国”イタリアで決定力を見せつけているジョバンニが、現役時代に父がプレーしたインテルのライバルクラブで、新たなキャリアを歩み始めることになるかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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