積極補強のミラン、スイス代表左SBを21億円で獲得! 背番号「68」の理由は…

ヴォルフスブルクから左利きSBロドリゲスを補強 正確なキックに定評あり

 ACミランは現地時間8日に、来季に向けた3人目の補強としてヴォルフスブルクからスイス代表DFリカルド・ロドリゲスを獲得したと発表した。移籍金は推定1700万ユーロ(約21億円)、契約期間は2021年までの4年間で、背番号は68になるという。

 ロドリゲスは貴重な左利きのサイドバックで、ヴォルフスブルクではセットプレーのキッカーも務める正確なキックの持ち主。ミラン公式サイトでも「素晴らしいクロッサー」と紹介されるなど、攻撃面での貢献度が高い。2009年のU-17ワールドカップを制したスイス黄金世代の一人で、ブンデスリーガでは最高の左サイドバックとも言われていた。

 移籍金は公表されていないが、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」によれば、1700万ユーロになると見られている。また、イタリア衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューで、ロドリゲスは背番号「3」や「13」、「33」といった3に関連した数字が好きだと明かしているが、ミランでは空きがなかったこともあり、母親の生まれた年という理由で「68」を選択。ヴォルフスブルクでは68の半分である「34」だった。

 近年は累積赤字の影響により、日本代表FW本田圭佑ら移籍金ゼロの“訳あり補強”が目立っていたミランだが、中国資本への売却が正式に決まり、今夏は積極的な補強を展開している。早くもビジャレアルのDFマテオ・ムサッキオ、アタランタMFフランク・ケシエに続く3人目の新戦力補強が決定した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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