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酒井宏がマルセイユ首脳陣の信頼獲得! 元フランス代表SBの補強見送りへ
サニャ獲得の可能性浮上も、仏紙「補強の優先順位ではなくなった」
日本代表DF酒井宏樹は、所属するフランスの名門マルセイユで完全なる信頼をつかんだ模様だ。フランス紙「レキップ」が、元フランス代表DFバカリ・サニャの獲得をクラブが見送ると報じている。
マルセイユは今季の冬の移籍市場でサニャの獲得に動いたと報じられた。チームはリーグ開幕から9試合でルディ・ガルシア監督への交代を行ったが、右サイドバックも補強ポイントとされていたからだ。しかし、冬の移籍は実現せずにシーズンを終えると、状況は変化したという。
サニャは今季限りでマンチェスター・シティとの契約が満了してフリートランファーになるが、34歳のサイドバックの選手としては年俸が高いこともあり、マルセイユは獲得を見送るという。同紙は「マルセイユにとってそのポジションは、補強の優先順位ではなくなった」としている。
酒井は今季リーグ戦で38試合中35試合でプレー。フィールドプレーヤーとしては最長の3013分のプレータイムをつかんだ。完全にガルシア監督とクラブの信頼をつかみ、元フランス代表の実力者を必要のないものとするだけの存在に成長している。
バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表でも不動の右サイドバックに成長している酒井は、フランスの名門で確固たる地位を築き上げた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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