インテルで不発のブラジル代表FW 来季ラス・パルマスに期限付き移籍でクラブ間合意か
20歳のガビゴル、加入1年目はわずか9試合1得点と苦しむ
インテルのリオデジャネイロ五輪ブラジル代表FWガビゴルことガブリエル・バルボサは、ブラジルの至宝として期待され、昨夏にバルセロナとの争奪戦の末にブラジル名門サントスから移籍金2800万ユーロ(約34億円)でインテルにやってきた。だが初の欧州挑戦となった新天地で不振を極め、リーグ戦わずか9試合1得点。加入1年で、“失敗”の烙印を押されてしまった。
そして来季、スペイン1部のラス・パルマスに期限付き移籍で放出されることでクラブ間合意に達したと、スペイン地元ラジオ局「カデナ・セール」が報じている。
ガビゴルの今季出場時間は公式戦通算183分。5月21日の第37節敵地ラツィオ戦(3-1)ではベンチスタートとなったが、交代枠をチームが使い切るや否や、試合中にもかかわらず怒り任せにロッカールームへと引き返し、謝罪を余儀なくされていた。
ブラジル代表FWネイマールの妹とのキス写真を自身のSNS上にアップするなど、ピッチ外で話題を振りまいていた逸材FWは、来季カナリア諸島でキャリアの再生を図ることになりそうだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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