“悪童”バロテッリがドルトムント香川の同僚に 代理人「来季プレーする」と独紙で移籍予告

バロテッリの代理人がドイツ紙に移籍の可能性について言及

 イタリアが生んだ“悪童”ことFWマリオ・バロテッリが、来季に日本代表MF香川真司の同僚になる可能性が高まった。バロテッリの代理人ミノ・ライオラ氏のコメントをドイツ紙「ビルト」が報じている。

 剛腕代理人として知られるライオラ氏は、同紙の取材に対して「バロテッリは来季、ドルトムントでプレーするだろう」と明かしている。ACミランとリバプールで2シーズン続けて1得点に終わっていた元イタリア代表FWは、厄介払いされるような形でクラブを追われ、今季フランス1部ニースへと移籍していた。

 ところが新天地のニースでは一転、ルシアン・ファブレ監督の下で復活を遂げ、23試合15ゴールと結果を残し、チームも3位と躍進。来季UEFAチャンピオンズリーグのプレーオフ出場権を得た。しかし、高額年俸が常にネックになるバロテッリは、ニースからの移籍が濃厚とされている。

 ドルトムントは新監督にピーター・ボス氏が就任することが発表された一方、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンがパリ・サンジェルマンへの移籍合意と報じられたばかり。そうした状況のなか、ライオラ氏はバロテッリのドルトムント入りを予告している。

 ボス新監督がどのようなシステムや戦術を採用するかは不明だが、来季のドルトムントで香川のラストパスから悪童がゴール量産というシーンが見られるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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