日本がシリアと1-1ドロー 乾躍動、本田インサイドハーフ起用も決勝点奪えず、イラク戦に不安残す
後半3分にCKから先制点許すも、左サイドの好連携から今野が同点ゴール
日本代表は7日、東京スタジアムで国際親善試合のシリア戦に挑み、1-1の引き分けに終わった。後半立ち上がりにセットプレーから失点したが、MF今野泰幸の同点ゴールで追いついた。しかし、その後決勝ゴールを挙げられずにタイムアップとなった。
バヒド・ハリルホジッチ監督はこのシリア戦を13日のワールドカップ最終予選イラク戦へのテストと位置づけ、新戦力ではなく、これまでも招集してきた既存のメンバーによるコンディションチェックと連携向上を重視したメンバーを組んだ。
しかし、試合開始直後に大きな誤算が起きてしまう。左サイドの守備に参加したMF香川真司が地面に腕をついて左肩を痛め、前半10分にしてMF倉田秋との負傷交代を余儀なくされた。
最終予選グループAで7試合を終えて2得点3失点と堅守を誇るシリアに対し、日本は効果的な攻撃を多く見せられなかった。守備面では1対1の対応にやや不安定さを見せたものの、決定機を作らせることなくゲームを進めた。
結局、前半は両チームがゴールネットを揺らす瞬間は訪れず、スコアレスのままハーフタイムに突入。そしてハリル監督はFW久保裕也に代えてFW本田圭佑を投入する決断を下し、後半のスタートからピッチに送り込んだ。
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