カズに代表出場数で並んだ今野、シリア戦同点弾! ハリル監督の檄を受け34歳ベテラン輝く
後半14分、長友のパスに飛び込んだ今野、がら空きのゴールへ流し込む
停滞していた空気を打ち破る貴重な同点ゴールを奪ったのは34歳のセンターハーフだった。日本代表は7日に東京スタジアムで国際親善試合シリア戦に臨み、0-1で迎えた後半14分にMF今野泰幸がゴールネットを揺らした。
前半からシリアの守備を崩せずにいたハリルジャパンは後半3分に失点。ビハインドを背負い、ようやく攻撃陣にスイッチが入った。
後半14分、FW大迫勇也の体を張ったポストプレーからDF長友佑都が左サイドを猛然と突破。FW本田圭佑、MF倉田秋らがゴール前へ走り込むなか、ファーサイドへのパスに飛び込んだのはインサイドハーフで先発していたMF今野泰幸。がら空きのゴールへ右足で押し込んだ。
この日、元日本代表FW三浦知良に並ぶ89試合目の代表キャップを刻んだ今野は3月23日のUAE戦(2-0)以来となる代表通算4得点目をゲットした。前半から再三バヒド・ハリルホジッチ監督に激しい口調でもっと前へ出ろとの檄を受けたベテランが見事に期待に応えた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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