13日のW杯予選イラク戦に向けたテスト　吉田のCBパートナーに昌子を選ぶ

　国際親善試合シリア戦に臨む日本代表のスターティングメンバーが発表された。バヒド・ハリルホジッチ監督は新戦力の起用には踏み切らず、従来から招集していたメンバーで固めた。

　GKには3月のワールドカップ最終予選のUAE戦とタイ戦に続き川島永嗣を起用。“常連”のDF森重真人が外れたセンターバックは、DF吉田麻也とDF昌子源のコンビとなった。サイドバックは右に酒井宏樹、左に長友佑都が名を連ねた。

　中盤の登録は3選手で、UAE戦同様にアンカーにMF山口蛍、インサイドハーフにMF今野泰幸とMF香川真司を並べると見られる。前線は右にFW久保裕也、左にFW原口元気が入り、センターフォワードにはFW大迫勇也が入ると予想される。

　ハリル監督はこのシリア戦を、13日に行われるワールドカップ最終予選のイラク戦に向けた重要な準備と位置づけている。このシリア戦は、新戦力のテストよりも既存戦力のコンディションチェックと連携向上を重視した模様だ。

　日本代表のメンバーは以下の通り。

GK

川島永嗣（メス）

DF

酒井宏樹（マルセイユ）

吉田麻也（サウサンプトン）

昌子　源（鹿島）

長友佑都（インテル）

MF

山口　蛍（C大阪）

今野泰幸（G大阪）

香川真司（ドルトムント）

FW

久保裕也（ヘント）

原口元気（ヘルタ）

大迫勇也（ケルン）

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images