延長戦突入時の交代枠を「4」に拡大も FIFAがルール改正を検討へ

 

今年7月から導入される可能性が浮上

 

 国際サッカー連盟(FIFA)がワールドカップなどの公式戦の延長戦突入時に4人目の選手交代を許可するルール改正を行う可能性が浮上している。米テレビ局「フォックス・スポーツ」が報じている。

 国際サッカー評議会が今月28日、北アイルランドで開催されるが、この席上で交代枠の拡大案が認められた場合、今年7月から導入される予定だという。

 公式大会のトーナメントなどでは90分間で決着がつかない場合、前後半30分間の延長戦が行われる。その際、交代枠を従来の「3」から「4」に拡大することで選手の故障や重度の疲労に対応することが最大の狙い。

 日本代表も先月23日のアジアカップオーストラリア大会準々決勝、UAE戦で延長戦に突入した際にDF長友佑都(インテル)が同前半に右太もも裏肉離れを負ったが、3つの交代枠を使い切っていたためにベンチに下げることができなかった。

 昨年のワールドカップブラジル大会に優勝したドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督も延長戦突入時の交代枠の拡大を支持しているという。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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