中村俊輔のフランス戦「完璧なFK」をFIFA再評価 「仏代表GKもお手上げ」「素晴らしい一撃」
2003年コンフェデ杯、中村がフランス戦で鮮やかな直接FK
ワールドカップの前年に開催されるコンフェデレーションズカップが現地時間17日に開幕する。FIFA(国際サッカー連盟)の公式サイトでコンフェデ杯の過去の名シーンを紹介しているなか、2003年大会に参加した日本代表のMF中村俊輔が決めたスーパーFKが、14年の時を超えて「ナカムラの完璧なFK」という映像付きで紹介されている。
中村のゴールが紹介されているのは、2000年の欧州選手権王者に輝いたフランス代表との一戦だった。前半終了間際にMFロベール・ピレスに先制点を許した日本だったが、後半14分に中村の鮮やかな直接FKを叩き込んで、1-1の同点に追いついた。同サイトでは大会開幕「11日前」にちなんだ日本の数字を紹介し、中村の一撃を再評価している。
「日本にとって、コンフェデ杯で決めた通算11ゴール目は、素晴らしく輝いたものだった」としながら、サイドネットに突き刺さった芸術的ゴールを次のように評した。
「フランスとのグループリーグ対戦でシュンスケ・ナカムラがペナルティーエリアやや左から放った一撃は、フランス代表GKのファビアン・バルテズもお手上げだった。ボールは急激に曲がって右ポストに直撃し、サイドネットに突き刺さった。素晴らしいゴールによってサムライは1-1のタイスコアに持ち込んだが、5分後にはシドニー・ゴブが再びリードを奪った」