ユベントスOB、CL決勝不発のイグアインを糾弾 戦犯に名指し「最もがっかりさせた男」

レアルに比べて個性不足と一刀両断

 ユベントス黄金時代の一員は後半の失速ぶりを糾弾していた。「彼らは後半消えてしまった。後半の重要な場面で消えてしまった。フィジカル的にもメンタル的にもユーベにとっては悲劇だった。このレベルで戦うにはトッププレーヤーが必要だ。チームを飛躍させる個性が足りない」と語るディリービオ氏。イタリア絶対王者も、レアルのスター軍団と比較して個性不足と一刀両断している。

 そして、チームには最大の戦犯がいる。「最もがっかりさせた男? 間違いなくイグアインだ。ピペタ(イグアインの愛称)にはもっと期待していた。少なくとも技術面やゴールへの渇望という部分で、だ。彼は他の選手と違う印象を与えていた」

 今季マンチェスター・ユナイテッドにフランス代表MFポール・ポグバを史上最高額の移籍金で引き抜かれたユーベの巻き返し策が、ナポリからの昨季得点王イグアインの引き抜きだった。108億円はセリエA史上最高額の移籍金。12月に30歳の誕生日を迎えるベテランには異例すぎる移籍金だったが、今季太り過ぎなどの批判を受けていた。そして、2007年から13年活躍した古巣レアルとの頂上決戦では序盤にシュートを放った以外、存在感はなかった。

 

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