ハリル監督、シリア戦は“仮想イラク”と明言 国内組の直前合流に「呼吸合わせる時間少ない」と不満

今野の回復が予想より遅れたことを示唆

「毎回感じるのは、時間が少ないこと。オートマチズム、呼吸を合わせる時間だ。もちろん、そして何人かの怪我、特に今野ですね。私が思い描いていたようなプランでは進まなかった。もう少し早く復帰できると思った。しかし、今野とは常にコンタクトを取っていた。試合数は少ない状況だが、30分か45分プレーして合流になった。彼がどのような状況か、ここで言うのは難しい」

 3月のW杯予選UAE戦で八面六臂の活躍を見せた今野についても、回復が予想より遅れたことを示唆している。また海外組でもMF乾貴士(エイバル)が「100%で全てのトレーニングをすることはできなかった。イラクとプレーすると怪我がいつ起こるか分からない。乾ともメディカルスタッフを交えて話した」と万全の調子ではないことにも触れている。キーマンと見られる選手がコンディション面で不安を抱えている状況で、ハリル監督はどのような決断を下すのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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