「浦和が挑発」「コーチも水をかけてきた」 暴力行為の済州が驚きの反論、AFCに抗議文提出
阿部に対するエルボーでは苦しい言い訳も
そうしたなか、済州は対抗措置に出ようとしているという。「スポーツソウル」紙の記事によれば、6月2日に選手、コーチ陣、クラブ幹部がミーティング。動画を確認しながら選手に事情聴取を行なった。そして、アジアサッカー連盟(AFC)に提出する浦和への抗議文を、英語で作成したという。
済州側の主張は5つのポイントに集約されるという。試合終了直前のもみ合いの責任は浦和FWズラタンにあるとし、「主将のクォン・スンヒョンに指を使って侮辱し、3-0で勝ったと表現した」とクレームをつけている。
そしてペク・ドンギュはピッチを横断し、浦和のキャプテンにエルボーを食らわせているが、済州側は「ペク・ドンギュの話を聞いたら、スンヒョンの背が低くて見えなかったので被害を受けているようだと言っていた。ちょうど主審の試合進行がスムーズでなく、もっと興奮したようだ」と苦しい言い訳に出ているが、暴力行為となったことについては非を認めている。
だが、残りの3点については浦和側を非難。浦和FW武藤雄樹が終了間際に韓国のベンチ前でガッツポーズをし、試合後には浦和のスタッフが済州側にペットボトルの水をかけたとしている。