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契約満了迎えるトーレスに意外な移籍の可能性が急浮上 新天地候補は欧州でも中国でもなく…
去就が不透明なトーレスにパコ・ヘメス監督が熱視線
アトレチコ・マドリードの元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスにメキシコリーグの古豪クルス・アルス移籍の可能性が浮上している。スペイン紙「マルカ」が報じた。
トーレスは今季リーグ戦8ゴール6アシストの結果を残したが、今季限りでアトレチコとの契約が満了を迎え、いまだ契約延長の目処は立っていない。去就が不透明ななか、メキシコ1部クルス・アルスが獲得に本腰を入れているようだ。
現在クルス・アルスを率いているのは、レアル・サラゴサやラージョなどで実績を残しているパコ・ヘメス監督。リーガ時代からトーレスを高く評価していたこともあり、契約満了となるこのタイミングで獲得を熱望しているという。
パコ・ヘメス監督はトーレスがメキシコリーグにフィットすることを確信しており、今後数日間で獲得を実現させるための準備を整え、来週の水曜日にはクラブ関係者がスペインに飛び、数百万ポンドもの高額なオファーを提示すると伝えられている。
クルス・アルスは過去8度リーグ優勝を収めているが、今季は11位に沈むなど苦戦を強いられている。さらに、トーレス自身も「これからもアトレチコのユニフォームを着続けたい」と残留を強く希望。過去には中国からの”爆買い”オファーを拒否したこともあり、現時点ではメキシコリーグ移籍の実現性は低いものの、今後アトレチコが契約延長を提示しなかった場合、その可能性が膨らんでくるかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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