香川、ドルトムントに通じる4-3-3システムに自信 「ボールに触れる機会が増えるのは大きい」

3月のUAE戦で4-3-3を初採用 今野、山口と組んだ3センターハーフに手応え

 ドルトムント仕込みのプレーで、日本代表でも攻撃のタクトを振るう。7日の国際親善試合シリア戦(東京スタジアム)と13日のロシア・ワールドカップアジア最終予選敵地シリア戦に向けた強化合宿の初日を終え、MF香川真司が2試合に向けた意気込みを語った。

 今回の代表メンバーでは初招集の加藤恒平(PFCベロエ・スタラ・ザゴラ)ら新戦力が多く招集されるなか、3月23日の敵地UAE戦(2-0)以来にMF今野泰幸(G大阪)も復帰を果たした。UAE戦ではゴールも決めるなど印象的な活躍を見せたベテランの存在は香川にとっても心強い存在となっているようだ。

「(今野について)UAE戦の例を見れば問題ないと思いますし、ああいった場面で攻守両面で出ていけるというのは一つのチームのストロングポイントになるゲームでもあったので。その回数を僕らがさらに増やすことができれば、より脅威になると思います」

 香川もUAE戦でバヒド・ハリルホジッチ監督が採用した4-3-3システムに手応えを感じているようだ。今野、MF山口蛍(C大阪)らと3センターハーフを組む形は所属のドルトムントでのプレーにも通じるところがある。「よりボールに触れる機会が増えると思うんで、そこでリズムを作れるというのは自分にとっても大きいのかな」と自信を覗かせる。

 

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