「ここからなんや」 宇佐美、滑り込み招集も強気貫く 「右でも真ん中でも左でも上手くやれる」
「ガンバの選手、増えたなって印象」
こう語った宇佐美だが、ブンデス復帰1年目は11試合出場、うち先発出場は5試合のみ。後半戦にかけて出場機会は増えたものの得点はゼロに終わり、不本意な1年となった。その悔しさ、そして周囲からの厳しい目を跳ね返すためのカギを“2列目での万能性”に挙げている。
「右でも真ん中でも左でも、と上手くやれるのが強みの一つかなと思いますから、少しスタイルを変えればいいだけで、気持ち的に難しさは感じないです」
同じG大阪の育成組織出身といえば、U-20ワールドカップでMF堂安律(G大阪)が4戦3得点の大活躍を見せただけに、先輩格の宇佐美にも覚醒の期待が懸かる。その堂安は選外とはいえ、「ガンバの選手、増えたなって印象はあります。5人くらいですよね」とG大阪勢の多さにも触れた宇佐美。ハリルホジッチ監督が常に気にかけるアタッカーは、その潜在能力を今度こそ発揮できるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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