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ベイル、ユナイテッド移籍浮上もレアル残留宣言 「家族も僕もハッピー。このまま続けるよ」
レアル移籍後4シーズンで3度のCL優勝 「これが移籍した理由なんだ」
レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、昨年11月に右足首の外傷性腓骨腱脱臼で修復手術を受けた影響により、苦しみのシーズンを過ごした。故郷カーディフで行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝も後半32分からの途中出場にとどまっている。そんなベイルにはマンチェスター・ユナイテッド移籍の可能性も浮上するなか、レアル残留を宣言している。英公共放送「BBC」が報じた。
「我々はトロフィーを勝ち取っている。僕も幸せだ。マドリードとは長期契約を結んでいるんだ。家族も僕もハッピー。だから、このまま続けることになるよ」
ベイルはそう語った。2013年に当時の移籍金史上最高額の8500万ポンド(約120億円)でトットナムからレアルに加入。そして、4年間で3度チャンピオンズリーグ優勝を果たした。
「これがレアル・マドリードに移籍してきた理由なんだ。トロフィーを手にする。今みんな優勝できているので楽しんでいるよ。これを続けることになると思う。4シーズンでチャンピオンズリーグ優勝3回は全く悪くないと思うよ」
ユナイテッドは長年ベイル獲得に執念を燃やしているが、事実上の残留が決まってしまった。
爆発的なスピードと驚異的な左足のキックを兼備し、万全ならサイドで無双状態を誇るベイルは昨季圧巻のプレーを見せた。6月の欧州選手権でも下馬評の低いウェールズを牽引する活躍ぶりだったが、今季は戦線離脱が目立つなど故障の多さが玉に瑕。レアルのスピードスターは負傷の螺旋から脱却できるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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