ベルギー代表とチェルシーに痛手! アザールが右足首骨折、W杯予選欠場…来季開幕も不透明
MFアザールが代表チームの練習で負傷、ベルギーサッカー協会が発表
ベルギーサッカー協会は現地時間4日、チェルシー所属のMFエデン・アザールが代表チームでの練習で負傷し、右足首骨折の重傷であると発表した。代表でも、クラブでも背番号10を背負うエースは長期離脱が確実となっている。
ベルギー代表は5日に国際親善試合のチェコ戦、そして9日にはロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選のエストニア戦を控えているが、アザールはこれらを欠場する。W杯予選グループH首位に立つベルギーの中心選手なだけに、大きな痛手となることは間違いない。今季プレミアリーグでは36試合で16得点と活躍し、チェルシーを2季ぶりのリーグ制覇に導いていた。
現時点で全治は明らかとなっていないものの、英衛星放送「スカイ・スポーツ」は8週間、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・リポート」は最大3カ月離脱になると予測している。いずれにしてもオフシーズンの大半はリハビリに費やすことが濃厚。8月のシーズン開幕に間に合わない可能性も浮上している。
ディフェンディング・チャンピオンとして新シーズンを迎えるチェルシーは代役確保も急務となるだろう。レアル・マドリードへの移籍の噂も囁かれていただけに、アザール離脱のニュースは夏の移籍市場にも大きな影響を及ぼすことになりそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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