英メディア選出、CLタイトルに縁遠い「名手ベスト11」 史上最高の守護神や怪物FWの名も
3-3-4の変則システム、全盛期のパルマで最強ユニットを形成した3人も選出
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝はスペインの名門レアル・マドリードがイタリアの絶対王者ユベントスを4-1で下し、史上初の2連覇を飾った。英衛星放送「スカイ・スポーツ」では欧州最大の栄冠「ビッグイヤー」(CL優勝チームに授与されるトロフィー)に縁のなかった名手ベストイレブンを選出。今年もCLタイトルに手が届かなかった史上最高の守護神や怪物ストライカーなど錚々たるメンバーが顔を揃えている。
3-3-4という変則システムでGKは39歳のユベントスのイタリア代表ジャンルイジ・ブッフォンが選出された。ブッフォンは2003年にACミラン、15年にバルセロナとそれぞれCL決勝で対戦して敗れたが、今回もレアル相手に屈して史上最高の名守護神が悲運を味わった。
3バックは右から元フランス代表DFリリアン・テュラム、中央は西ドイツ代表の闘将、ローター・マテウス、左には元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロが選出されている。3人とも代表ではワールドカップ(W杯)優勝を果たしている。カンナバーロとマテウスに至ってはバロンドールも受賞しているが、CLタイトルとは縁がなかった。ブッフォン、テュラム、カンナバーロは全盛期のパルマで最強のディフェンスユニットを形成し、それぞれ名を馳せた。