「済州の暴力はサッカーへの恥辱」 ACL浦和戦の愚行、韓国紙上で英公共放送通信員が断罪
済州の異常行動は「醜悪だった」
「だが、そこでは爆発があった。爆発以上のものだ。押し合いへし合いがあった。それとは別の問題があった。済州は例外的な戦術を徐々に選んだ。これはペク・ドンギュがベンチから飛び出し、ピッチの逆サイドにいた浦和のキャプテン、ユウキ・アベを殴り倒した際にクライマックスを迎えた。まるでラリアットに見えた」
浦和は勝ち越し点を奪った後、敵陣コーナーフラッグ付近でボールをキープ。ファウル後に済州ボールとなったが、済州の選手が浦和FWズラタンとFW興梠慎三に突進してもみ合いに発展。仲裁に入ったMF阿部勇樹に対し、ベンチからサブの選手であるDFペク・ドンギュがビブス姿でピッチに乱入すると、80メートルをダッシュ。阿部にジャンピングエルボーを見舞い退場となった。
だが、この異常行動は済州の蛮行のクライマックスではなかった。「カオスはすぐに起こった。試合終了のホイッスル後も済州の選手たちは浦和の選手をフィールド中で追い回した。スタッフと幹部も加わった。韓国の島(済州)の美しさと同じぐらいの醜悪さだった」
韓国のリゾート地を本拠地する済州ユナイテッドの行動は醜悪と一刀両断されている。
「済州はすでに敗退した。さらなる罰が確実に下される。この行為は受け入れがたいので、下される必要がある。済州は集団的な冷静さに加え、プロフェッショナリズムらしきものも全て失った。チームにはレフリーの判定に対する不服を感じ、浦和の戦略に苛立つ権利もある。しかし、こんなことはサッカーの世界で起こってはならない。済州のしたことは起こってはならないことだ」