仏代表FWグリーズマンがアトレチコ残留宣言! 裏切り移籍は「卑劣」と真っ向否定
アトレチコに1年間補強禁止処分が下されたなか、グリーズマンがテレビ番組で残留公言
マンチェスター・ユナイテッドなどが獲得を狙うアトレチコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが残留を明言している。アトレチコはスポーツ仲裁裁判所(CAS)から1年間補強禁止処分を下されたばかり。このタイミングでの移籍は「卑劣」と語り、クラブへの誠意を貫く構えだ。
グリーズマンの所属するアトレチコと宿敵レアル・マドリードの両クラブは18歳以下の外国人選手獲得に関して違反を犯し、FIFA(国際サッカー連盟)から新規選手獲得禁止処分が下された。CASへの不服申立てによりレアルの処分は撤回された一方、アトレチコの異議は退けられた。来年1月まで新戦力の獲得が不可能な状況となっている。
この決定により、グリーズマンは残留の意思を固めたようだ。フランステレビ番組「テレフット」のインタビューでアトレチコを裏切る行為はしないと宣言し、飛び交う報道を真っ向から否定した。
「CASの処分が決まった。アトレチコはいかなる補強もできない。スポーツアドバイザーと話し合って、残留することを決めた。クラブ、そしてチームメートにとって辛い時。今チームを離れることは卑劣な手段だ」
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