元イングランド代表主将、レアル主将の“演技”糾弾 相手を退場に追い込む行為に「恥ずかしい」
CL決勝後半38分、クアドラードがDFラモスの足を踏んで退場も、演技が物議を醸す
レアル・マドリードの主将DFセルヒオ・ラモスは現地時間3日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝ユベントス戦(4-1)の終盤に、競り合いの際にオーバーリアクションで相手MFフアン・クアドラードを退場に追い込んだ。このプレーにはイタリアメディアなどから批判の声が上がっているが、元イングランド代表主将も「恥ずかしい」と糾弾している。
問題のシーンは後半38分に起きた。後半21分からDFアンドレア・バルザーリとの交代でピッチに登場したクアドラードは右サイドでスローインとなり、ボールを取りに行こうとしたところでレアルDFセルヒオ・ラモスと交錯して足を踏みつけてしまった。これにより、フェリックス・ブライヒ主審はイエローカードを提示。2枚目となり退場処分となった。
数的不利となったユベントスに反撃の力は残っておらず、逆に追加点を奪われて1-4で敗れた。クアドラードは戦犯の一人となってしまった。
たしかにクアドラードの足はラモスの後ろ足に引っかかっていた。それでも大げさにピッチに倒れ込んだラモスの反応は過剰だったと擁護する声もある。伊メディアはラモスの“演技”が「オスカー賞もの」だと批判するなど物議を醸している。
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