ミラン、新エース候補20歳FWと交渉開始 モラタやオーバメヤンに関心も成長株に照準

今季セルティックで公式戦32得点を挙げたFWデンベレ

 中国資本を取り入れ、黄金時代復活を期すACミランが移籍市場で活発な動きを見せている。ビジャレアルからDFマテオ・ムサッキオ、アタランタからMFフランク・ケシエの獲得を決めたのに続き、セルティックFWムサ・デンベレ獲得に向けた交渉を開始したことが分かった。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 ミランは新たなエース候補としてレアル・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタやドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンに関心を示してきた。しかし、モラタはUEFAチャンピオンズリーグ制覇を果たしたレアル残留の意思を明かし、ブンデス得点王に輝いたオーバメヤンもパリ・サンジェルマン移籍が濃厚と報じられるなど補強は難航している。

 そこで、ミランは昨夏に英2部フルハムからセルティックへ渡ったU-21フランス代表FWデンベレに照準を定めたようだ。同選手は今季公式戦32得点を挙げるなど急成長。オーバメヤンの後釜を探すドルトムントやプレミア王者チェルシーが興味を持っていると報じられているが、そうしたライバルを差し置いてミランが一足先に交渉に入ったという。

 

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