モラタがミラン移籍合意報道を完全否定 「イタリアには間違いなく行かない」

CL決勝後に伊TV局で語る 「僕はイタリアが好きだけど…」

 レアル・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタは今季終了後のACミラン移籍で合意に達したと報じられるなか、「イタリアには間違いなく行かない」と断言。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝で撃破した古巣ユベントスへの愛情を示す一方、欧州王者からの“都落ち”は完全否定している。

 モラタは後半44分に、MFトニ・クロースと交代してピッチに飛び出した。昨季まで活躍したイタリア絶対王者を4-1で撃破した後は、悲嘆に暮れるかつてのチームメートたちを慰めていた。

 “BBCトリオ”の存在もあって、今季思うように出場機会を手にできなかったモラタは、夏の移籍市場でレアルを去ることが既定路線とされており、すでにミラノで移籍交渉を済ませたとの報道も出ていた。

 CL決勝後、イタリアテレビ局「メディアセット・プレミアム」の取材に応じたモラタは、複雑な心境を明らかにしている。

「我々はチャンピオンズリーグを勝ったのに、自分は悲しくもある。なぜなら、みんな僕の心に刻まれているからだ」

 2014-15シーズンから2年間、ユベントスでプレーしたモラタはこう語った。そして、ミラン移籍の噂を完全否定した。

 

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