CL連覇で喜び爆発のイスコ、レアル残留を強調 「すぐサインしたい。ここより良い場所はない」
CL決勝でスタメンを飾ったMFイスコ、試合後に契約延長の意思を示す
レアル・マドリードのスペイン代表MFイスコは史上最多12度目のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を決めた試合後のインタビューで喜びを爆発させるとともに、「すぐにでもサインしたい。このクラブは世界最高だ」と“白い巨人”への残留を改めて主張した。スペイン紙「アス」が報じている。
イスコは現地時間3日に行われたCL決勝ユベントス戦に先発出場。前半はそれほどインパクトを残せなかったものの、後半に入ると持ち前のテクニックを生かしたプレーで攻撃にリズムを生み出した。試合はFWクリスティアーノ・ロナウドの2得点などでレアルが4-1と快勝し、大会史上初の連覇と史上最多12度目の優勝を決めた。
偉業達成の一員となったイスコは試合後、スペイン地元テレビ局「アンテナ3」に対し、「夢のチームで、夢のシーズン。忘れられない夜だ」と語るなど歓喜の余韻に浸っている。
「ここへ来て、4年間で3度もCLで優勝できるとは夢にも思っていなかった。そして、このチームで作り上げたファミリーにありがとうと言いたい」
先発出場の少なさからシーズン中も再三移籍の話が取り沙汰されてきたイスコだが、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルの負傷もあって終盤戦は奮闘。この大舞台でもスタメンの座を勝ち取った。契約延長について質問を受けると、「すぐにでもサインしたい。ここよりも良い場所はない。世界最高のクラブだ」と残留の意思を明確なものとした。
“魔術師”の異名を持つ25歳はエル・ブランコのユニホームを身にまとい、さらなる栄光を目指すと心に誓っていた。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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