レアル12度目のCL制覇にカシージャスも歓喜! ツイッターで古巣の偉業讃える
12の文字が光り輝く画像を投稿し、“デュオ・デシマ”の快挙を祝福
2016-17シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)は、現地時間3日に決勝が行われレアル・マドリードがユベントスを4-1で下し、大会史上初の連覇を果たして幕を閉じた。レアルで3度のCL制覇を経験している前主将のGKイケル・カシージャス(ポルト)も、古巣の“デュオ・デシマ(12回目のCL優勝)”に歓喜している。
レアルはセリエA6連覇を果たしたユベントスを圧倒した。攻め込まれる時間も多かった前半を1-1で折り返すと、後半にはMFカゼミーロ、FWクリスティアーノ・ロナウドのこの日2得点目と立て続けのゴールで突き放した。終了間際には途中出場のMFマルコ・アセンシオがダメ押しゴールを奪い、決勝までの12試合を3失点に押さえてきたユベントスの堅守を粉砕した。
史上最多12度目のCL優勝という快挙をレアルの前主将で、“聖イケル”の愛称で知られるカシージャスも祝福している。試合終了直後に自身のツイッターで、スペイン語(Bienbenida!)をはじめ、ポルトガル語(Bem-vindo!)、英語(Welcome!)ドイツ語(Willkommen!)、フランス語(Bienvenuel!)、イタリア語(Benvenuto!)で祝福のメッセージを送っている。さらに12個のトロフィーの絵文字とともに、12の文字が光り輝く画像を投稿して“デュオ・デシマ”を称えた。
レアル下部組織出身のカシージャスは1999-00シーズンにトップデビューを果たし、2015年に移籍するまでに5度のリーグ優勝と3度のCL優勝など多くのタイトルを獲得した。13-14シーズン、クラブ史上10度目のCL優勝となる“デシマ”達成時にはキャプテンとして優勝トロフィーを掲げた。自身が退団した後にも歴史を塗り替える古巣への愛情は変わっていないようだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images