元日本代表GK楢崎、まさかの凡ミスで失点! 名古屋が逆転負け、J2首位から陥落

楢崎のキックがそのまま金沢FWに当たってゴール

 名古屋グランパスの元日本代表GK楢崎正剛が、3日の第17節本拠地ツエーゲン金沢戦で名手らしからぬミスを犯し、同点弾を献上する場面が起きた。

 名古屋が前半24分にシモビッチのゴールで先制し、1-0で迎えた前半アディショナルタイム1分だった。DF宮原和也からのバックパスを受けたGK楢崎はトラップし、前方の様子を窺いながらキックモーションに入る。そこにスルスルと寄せていた金沢FW佐藤洸一が飛び込むと、ボールは佐藤の体に当たってそのまま名古屋のゴールに吸い込まれた。

 日本代表通算77試合出場を誇る41歳のベテランGKも自身が犯した痛恨のミスに思わず天を仰いだ。

 試合は1-1で前半を折り返すと、後半16分に途中出場の金沢FW金子昌広が逆転弾を決めた一方、直後の同24分にこちらも途中出場の名古屋FW杉本が同点弾。そして2-2で迎えた後半42分、再びFW佐藤が決めて金沢が3-2で逆転勝利を収めた。敗れた名古屋は首位から陥落し、アビスパ福岡にその座を明け渡している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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