レスターが誇る“魔術師”のバルサ移籍話、地元紙が「見当違い」と真っ向から否定

今夏の移籍希望を公言するMFマフレズ、新生バルサが獲得を望むと報じられるも…

 日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティのアルジェリア代表MFリヤド・マフレズは今夏の移籍希望を公言し、その去就に注目が集まっている。スペインメディアでは王座奪還を目指す新生バルセロナが獲得を望んでいるとこぞって取り上げているが、レスターの地元紙「レスター・マーキュリー」はこれらの噂を「見当違い」と一蹴している。

 スペインメディア「ドン・バロン」は1日、バルセロナがマフレズ獲得に向けて準備を進めていると報じた。さらにスペインの大手紙「マルカ」やバルセロナ寄りで知られる「スポルト」紙も、同様にバルサがレスターの攻撃を牽引するレフティーに興味を示しているとしている。

 しかし、一連の話題をレスターの地元紙は真っ向から否定。記事ではバルセロナに近い筋から情報として、「これらの話は単なる間違いで、バルサはマフレズに興味を持っていない」と記されている。

 その理由としては、リオネル・メッシ、ネイマール、ルイス・スアレスの看板3トップが揃えるバルセロナが、あえて大金を払ってアタッカーを獲得するつもりはないこと。そして、ルイス・エンリケ監督の後任に決まったエルネスト・バルベルデ新監督が下部組織出身者の登用に力を入れるだろうとの分析に基づいたものだとされている。

 昨季は奇跡のリーグ優勝に大きく貢献し、PFA(プロサッカー選手協会)最優秀選手にも選ばれた“魔術師”の移籍先は一体どのクラブになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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