アルゼンチン代表新監督、メッシの指導を心待ち 「代表にいることを幸せに思ってもらいたい」

6月からアルゼンチン代表を率いるサンパオリ監督、メッシともすでにやり取り

 今季セビージャを率いたホルヘ・サンパオリ監督は、この6月からアルゼンチン代表監督に就任することが決定し、会見に臨んだ。スペイン紙「マルカ」によると、かねてより念願だったバルセロナのFWリオネル・メッシを指導できることを心待ちにしているようだ。

 代表レベルでチリ代表をコパ・アメリカ制覇に導いたサンパオリ監督は、2016-17シーズンに指揮官を務めたセビージャでも豊富な運動量をベースに人数をかける攻撃的なスタイルでチームを躍進させた。その実績に14試合を終えた時点でロシアワールドカップ(W杯)南米予選で5位と低迷し、現状では大陸間プレーオフに回ることになってしまうアルゼンチン代表が白羽の矢を立てた。

 サンパオリ監督にとっては念願だった母国の代表チーム指揮官就任。何よりも嬉しいのは、世界ナンバーワンプレーヤーとともに仕事ができることのようだ。「私は昨日、彼に話したよ。彼も興奮しているんだ」と、メッシも自身の就任を楽しみにしていることに触れると同時に、こうも話している。

「私はメッシを監督する立場にならなければならなかった。我々は、世界最高の選手に代表にいることを幸せに思ってもらいたいし、なおかつメッシと上手く合う選手も多いからね」

 

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