ACLベスト11、乱闘騒動の浦和から森脇と西川選出 Jリーグ勢から最多4人

元Jリーグ勢のカイオ、フッキも選出

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)16強第2戦の激闘を終えたなか、1日にAFCが同試合のベストイレブンを発表。4-4-2のシステムで構成され、Jリーグ勢から最多4人が選出された。

 本拠地で済州ユナイテッドと対戦した浦和から決勝点のDF森脇良太が左センターバック、無失点に抑え得たGK西川周作が守護神として選ばれた。2 戦合計2-2で延長に突入したなか、後半9分に森脇が値千金の勝ち越し弾を叩き込んだ。

 この試合では、試合終了間際に済州の控え選手がピッチに乱入し、浦和の元日本代表MF阿部勇樹にジャンピングエルボーを見舞った一方、試合後には日本代表DF槙野智章を追いかけ回し、浦和のスタッフに暴行を仕掛けるなどの蛮行を展開。そうした側面がクローズアップされたが、森脇と西川の働きが正当に評価された形だ。

 また本拠地でムアントン・ユナイテッドと対戦した川崎は4-1と完勝。1得点2アシストと圧巻のパフォーマンスを披露したFW小林悠が右サイドハーフで選出されている。一方、16強で姿を消した鹿島アントラーズから、2トップの一角でFWペドロ・ジュニオールが名を連ねた。鹿島は第2戦で広州恒大に2-1と勝利しながらも、2戦合計2-2のアウェーゴール差で惜しくも敗退した。

 元Jリーグ勢からは、敵地の江蘇蘇寧戦(3-2)で1ゴールの上海上港FWフッキ、本拠地のエステグラル戦で先制弾のアル・アインFWカイオが入った。アジアナンバーワン司令塔の呼び声も高いUAE代表のアル・アインMFオマル・アブドゥルラフマンも1ゴールで中盤の中央に配置されている。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング