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「チームに全てを捧げたい」 柴崎がテネリフェ地元紙にピッチ内外の充実ぶり明かす
「エル・ドルサル」紙が好調の日本人MFを直撃 「少しずつ自分のプレーができている」
テネリフェのMF柴崎岳は、25歳の誕生日で迎えたリーガ・エスパニョーラ2部第40節アルコルコン戦でスペイン移籍後初ゴールを決めた。この活躍ぶりを受けて、地元紙「エル・ドルサル」が直撃取材。柴崎は「チームに満足していて、全てを捧げたい」「テネリフェの名所を散歩するのが好きです」と、ピッチ内外で充実した日々を送っているようだ。
「チームメートは全員、自分に対して親切にしてくれて、自分は幸せです。とても良い関係を持てていると思います」
柴崎は加入から4カ月が経った現状を、このように話した。加入直後こそ心身のコンディションを崩したものの、徐々にチームに適応。5戦連続スタメンとなったアルコルコン戦で初ゴールをマークするなど、押しも押されもせぬ主力となった。日本とスペインのサッカーの違いについて「最初に想像していたよりも多くのパス、それも足下が多いですね」と話しているが、「少しずつ自分のプレーができはじめ、調子が上がってきました。スペインのサッカーにも慣れてきましたが、自分はもっと多くのことをチームにもたらせると思います」と自信が芽生えつつあるようだ。
またバースデーゴールについては、「ゴールを決めましたが、チームが勝ったからこそ嬉しかったです」と、あくまで勝利が最優先であることに触れた。指揮を執るホセ・ルイス・マルティ監督については「日本とスペインの指導者で大きな違いがあるわけではないですが、何かを伝える時に叫ぶなど、より情熱的ですよね」とも話している。
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