インテルがハメス争奪戦に参戦も… 52億円の“安値”オファーでレアルが一蹴
87~100億円が相場と言われるなかで想定外の金額を提示と、スペイン紙が報道
日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、来季のエース格としてレアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスに獲得オファーを送ったものの、相場をはるかに下回る金額にあっさりと断られた模様だ。スペイン紙「AS」が報じている。
ハメスはレアルを退団する可能性が今季に入って以来指摘され、冬の移籍市場でも放出の可能性があったとされた。来季に向けては多くのビッグクラブが獲得に興味を示し、大争奪戦が展開されると予想されている。
そうしたなかで、インテルはいち早く正式にレアルに対してクラブ間交渉のオファーを出した模様だ。しかし、その金額は4200万ユーロ(約52億円)という意外な安値だったという。ハメス争奪戦は7000万ユーロ(約87億円)から8000万ユーロ(約100億円)での決着が欧州メディアでは予想されているなか、約半額のバーゲンセールを求めるオファーを提示。レアルはあっさりと断っているという。
インテルは今季開幕前に中国資本に株式を売却し、“チャイナ・インテル”として再スタートを切っている。そのチャイナマネーを背景にした強気な交渉に打って出るのかと予想された反面、最初のオファーは拍子抜けする金額だった模様だ。
マンチェスター・ユナイテッドなどとの争奪戦を制するために、インテルは2度目以降のオファーで“本気”を出すのだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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