インザーギ監督、副主将で奮闘の本田を称賛 ミランは6戦ぶりリーグ戦勝利
本田は先発フル出場、ミランはパルマを下して2015年初勝利
ACミランの日本代表FW本田圭佑が1日のホームのパルマ戦でフィリッポ・インザーギ監督から昨年のミラン加入後、初となる副キャプテンに任命された。アジアカップから合流後、最初のリーグ戦で先発フル出場。ミランは3-1でパルマを下し、2015年のリーグ戦初勝利を飾った。
昨年12月20日のローマ戦以来となる先発出場を果たした本田は4-4-2システムの右攻撃的MFでスタート。主将のイタリア代表MFリカルド・モントリーボが欠場となった一戦で、ミランの公式ツイッターは「アレックスが今日のミランのキャプテン。副キャプテンはケイスケ・ホンダ」と伝えていた。主将欠場時の非常事態とはいえ、セリエA移籍1年が経ったばかりの本田に対するインザーギ監督の信頼と期待が浮き彫りとなった。
試合は最下位パルマ相手にミランが優勢に進める。前半17分、相手のハンドから得たPKを元フランス代表FWジェレミー・メネズが落ち着いて決める。
前半24分に同点に追いつかれると指揮官が動いた。左攻撃的MFで先発したイタリア代表アレッシオ・チェルチの動きが鈍いと見るや、本田とポジションチェンジを指示。これが奏功する。
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