マンUが“82億円FW”を2年で売却? インテルのウインガー獲得時に放出の可能性浮上
ペリシッチとの交渉は順調、獲得成功時にはマルシアルを放出か
イングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドが、2シーズン前に大枚を叩いて獲得した新鋭FWに早くも見切りをつける可能性が浮上している。英紙「インディペンデント」などが報じている。
ユナイテッドは日本代表DF長友佑都が所属するインテルのMFイバン・ペリシッチの獲得に動き、交渉は概ね順調に進んでいるという。かつてドルトムントで日本代表MF香川真司とも共闘したウインガーがユナイテッドに到着すれば、クラブを追われるのはフランス代表FWアンソニー・マルシアルになるという。
現在21歳のマルシアルは、ルイス・ファン・ハール前監督が率いていた2015年夏の移籍市場最終日に、成果ボーナス込みで最大5800万ポンド(約82億円)に達する移籍金で、フランスのモナコから加入した。今季ジョゼ・モウリーニョ監督が就任したユナイテッドでは、リーグ24試合4ゴールとファン・ハール政権時よりも成績を落としている。
モウリーニョ監督はマルシアルの才能に疑いを持っていないとされているが、1月の移籍市場が開いている際には「彼は代理人の話ではなく、私の話を聞くべきだ」と公然と批判したこともあった。フランスの才能あふれる若きアタッカーは、プレミアリーグの名門にわずか2シーズンで見切りをつけられてしまうのだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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