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監督交代でドルトムントの主力流出は最小限? “トゥヘル派”のエース移籍は不可避か
オーバメヤンは今夏流出が濃厚と予想
主将のDFマルセル・シュメルツァーは、ポカール決勝で負傷中のMFユリアン・ヴァイグルの代役に実績十分のMFヌリ・シャヒンを起用しなかった指揮官の采配を批判。さらにそのシャヒンやMFマルコ・ロイスといったチームのリーダー格の選手は、トゥヘル監督の残留を望んでいなかったとチーム内の不協和音について言及されている。こうした背景もあって、監督交代によってチームを離れる選手は少ないと見られている。
しかし、トゥヘル支持派の一人とされるエースのオーバメヤンは今夏の移籍が有力と予想された。チーム最大の得点源流出は避けられない情勢となりそうだ。さらに、ドイツ代表DFマティアス・ギンターも退団候補と見られている。2018年で満了となる契約延長交渉が、いまだ進展しない香川の名前は挙がっていない。
昨夏にはDFマッツ・フンメルス(バイエルン)、MFイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)、MFヘンリク・ムヒタリアン(マンチェスター・ユナイテッド)という中軸がこぞって引き抜かれた。その穴を埋めるべく大型補強を進め、戦力の大刷新を図ったドルトムント。トゥヘル監督は若手を積極起用してチームを生まれ変わらせたが、新監督の下ではどのような変化が訪れるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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