代表落選の浦和GK西川、決意のACL済州戦 ハリルから「無失点で抑えてこそ」のメッセージ

代表落選から迎える初の公式戦に「結果で示したい」

 浦和レッズのGK西川周作は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦、第2戦の済州ユナイテッド(韓国)戦の前日練習を終えると「周りの見方を変えるゲーム。結果で示したい」と決意を語った。

 西川は25日に発表されたキリンチャレンジカップ・シリア戦(6月7日)、ロシア・ワールドカップアジア最終予選イラク戦(同13日)に向けた日本代表メンバーから落選。最終予選の前半5試合でフル出場し、一時は正GKの座を射止めたかに見られたなかでのバヒド・ハリルホジッチ監督による厳しい判断について、それから迎える初の公式戦に向けて意気込んだ。

「僕自身は継続して、特別何かをするわけでもない。代表についても、GKは無失点で抑えてこそというハリル監督のメッセージだと受け止めているので。代表のスタッフともコミュニケーションは取っているし、整理はできています。だからこそ、明日は周りの見方を変えるゲーム。落ち着いているし、結果で示したい」

 西川はこう語った。今季20試合の公式戦を消化した浦和のなかで、無失点でゲームを終えたのは4試合にとどまっている。昨季の20試合経過時点では、過半数の11試合が無失点だっただけに、満足のいく数字ではない。今季、チームが昨季より前掛かりになって得点を増やしている面は西川にとって厳しい状況を生んでいるにしても、数字で比較すると失点の多さが浮き彫りになっている。

 

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