リバプールが練習場の穴をふさぐ“ロジャースの壁”設置へ

対戦相手への情報漏えい防止策

 リバプールが、対戦相手への情報漏えいを防ぐためにメルウッドの練習場に4メートル50センチの外壁を設置する計画を練っていると、地元紙「リバプール・エコー」が報じた。
 現在クラブがリバプール市議会に設置を申請している外壁は、メルウッドドライブとクラウンロードに面するトレーニングピッチの周囲部分だという。
 このリバプールの“穴”から試合前の練習をのぞいている人間からソーシャルメディアへの情報流出が相次いでいたため、クラブ側は対応に迫られていた。はしごなどをかけてメルウッドの壁から練習内容を見ようとするファンや一般人も多く、近隣の家からもブレンダン・ロジャース監督の指導や、セットプレーなどの戦術練習も丸見えだった。
 現在リーグ暫定7位で来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権獲得を狙うリバプールは“ロジャースの壁”で躍進を狙う。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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