英紙が選ぶ今季プレミア「移籍成功者トップ10」 “大本命”を抑えて1位に輝いたのは?

今季MVPやカリスマを上回った“出戻り組”

 4位は「外すことはできない」と記された、マンチェスター・ユナイテッドFWズラタン・イブラヒモビッチ。パリ・サンジェルマンを契約満了となり、フリートランスファーで“赤い悪魔”の一員となったカリスマは、35歳となっても衰えを全く感じさせず、28試合で17得点を決めてエースに君臨した。

 3位はサウサンプトンからトットナムに渡った、ケニア代表MFビクター・ワニャマ。強靭なフィジカルが武器の肉体派MFは、2位に躍進したスパーズの中盤に君臨した。その貢献度を考慮すれば、1100万ポンド(約16億円)という移籍金は「完全なバーゲン」とコストパフォーマンスの高さが評価を集めている。

 2位はレスター・シティからチェルシーへ移籍し、異なるクラブでのリーグ連覇を果たしたフランス代表MFエンゴロ・カンテ。PFA年間最優秀選手賞、FWA年間最優秀選手賞、プレミアリーグMVPの個人賞を総なめにした。チェルシーでも不動の存在となり、35試合出場1得点1アシストを記録した。

 そして、この錚々たる顔ぶれを抑えてトップに立ったのは、パリ・サンジェルマンから3季ぶりにチェルシーに復帰したブラジル代表DFダビド・ルイス。30歳と円熟期を迎えたCBは、コンテ監督の採用する3バック戦術における最大のキーマンとなった。攻撃能力の高さは以前から折り紙付きだったが、今季はリスクを冒すシーンが減るなど安定感を増した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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