16年ぶりのGK移籍金最高額更新は目前 シティが64億円提示、新守護神獲得へ
ベンフィカのブラジル代表GKエデルソンに白羽の矢、クラブ間で交渉中
ペップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティは、新守護神としてベンフィカのブラジル代表GKエデルソン・モラレスの獲得に動いていることが分かった。英衛星放送「スカイ・スポーツ」は、その移籍金がGK史上最高額の4500万ポンド(約64億円)と伝えており、現在クラブ間交渉を進めているという。
現在23歳のエデルソンは16歳の時にベンフィカと契約。わずか2年で一度放出されたものの、下部リーグで経験を積み、2015年に名門クラブへ再加入した。いまだ出場はないものの、昨夏のコパ・アメリカ・センテナリオやロシア・ワールドカップ南米予選でブラジル代表に選出されている実力者だ。
ペップ就任1年目のシティは無冠に終わり、バルセロナやバイエルンでタイトルの山を築いてきた名将はプレミアの洗礼を受け、「これがバルサやバイエルンなら私はクビにされている」と失敗を認めた。
ペップ最大の誤算は守護神だろう。不動の存在だったGKジョー・ハートを戦力外としてトリノへ期限付き移籍で放出。そして、新たにバルセロナからチリ代表GKクラウディオ・ブラーボを引き抜いたが、指揮官たっての希望で獲得したブラーボが凡ミスを連発した。バルサとチリ代表で数々のタイトルを手にしている猛者は失敗補強の烙印を押され、最終的には第3GKだったアルゼンチン人GKウィリー・カバジェロがスタメン起用される始末となっていた。
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