テネリフェ柴崎の誕生日弾をスペイン紙特集 「今夏の契約延長に向け祝うかのようだった」

アルコルコン戦で柴崎が移籍後初得点、スペイン紙「ガクは25歳の誕生日で二重の喜び」

 テネリフェのMF柴崎岳の25歳バースデーゴールに、スペイン最大級の全国紙も注目した。現地時間28日に行われたリーガ・エスパニョーラ2部第40節アルコルコン戦でスペイン移籍後初ゴールをマークし、3-1の勝利に大きく貢献。この活躍ぶりをスペイン紙「マルカ」も特集している

 柴崎はトップ下で5試合連続先発出場した。開始10分に柴崎が起点となった攻撃から、最後はFWロサーノがヘディングシュートを叩き込み1-0と先制すると、同30分にはMFティロネからのスルーパスを受けた柴崎が利き足ではない左足でシュートを放ち、チーム2点目をゲットした。

 同紙は「シバサキ、初のゴレアドール……それも彼の誕生日にだ!」とのタイトルで配信。「テネリフェの日本人アタッカー、ガク・シバサキはスペイン初ゴールを決めた。ペナルティーボックス内で相手GKの手を弾き飛ばし、今夏の契約延長に向けて祝うかのようなものだった。この日は25歳の誕生日で、二重の喜びとなった」としている。

 また「鹿島アントラーズ時代にクラブワールドカップでレアル・マドリードから2得点を決めたガクは、2部出場10試合目でのゴールとなった。加入当初には適応障害に苦しんだ背番号20だったが、ポジティブな知らせになった」と、この半年間の経緯を振り返っている。

 レアルびいきの同紙も認める活躍ぶりだった。記事でも触れられている通り、当初は半年間の契約だったが終盤戦で定位置を獲得。昇格プレーオフの結果次第とはいえ、契約延長に向けて視界は良好の模様だ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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