マンUサポがイブラヒモビッチに過激な要望 「残留して! そうしたら嫁を寝取ってもいい」
EL優勝後にサポーターと写真撮影、掲げられていたのは不道徳な内容の横断幕
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間24日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝アヤックス戦に2-0で勝利し、初のEL制覇を成し遂げた。この試合を現地で見守った負傷離脱中の元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチもご満悦の表情を浮かべたが、優勝に喜ぶファンは過激な横断幕でイブラ残留へのメッセージを送ったと英紙「ザ・サン」が伝えている。
試合は前半18分にフランス代表MFポール・ポグバの左足シュートが相手DFに当たってゴールネットを揺らし、ユナイテッドが先制に成功。後半3分にはセットプレーからMFヘンリク・ムヒタリアンが押し込んで貴重な追加点をゲット。オランダの名門相手に完勝を飾り同大会初優勝、そして来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を手にした。
ジョゼ・モウリーニョ監督率いるチームにとって一つの完成形となる試合だったが、膝に重傷を負い戦線離脱中のイブラヒモビッチもベンチ外ながら会場であるフレンズ・アリーナで歓喜の瞬間を見届けた。ELの優勝トロフィーを手にするとともに、スウェーデンの首都ストックホルムにまで駆けつけたサポーターと写真に収まったイブラだが、そのファンが掲げている横断幕が少々不道徳な内容だったという。
「ズラタン、残留してくれ! そうしてくれたらウチの嫁を寝取ってくれてもいいぞ」
この横断幕に気づいていたのか気づいていなかったのかは不明だが、イブラはファンとともに満面の笑みを見せていた。リハビリ中とあって、松葉杖姿で試合を見つめていたイブラ。戦線復帰はまだ先になりそうだが、今季限りでの退団も囁かれている。ファンは過激な表現を使ってでも唯我独尊のストライカーが必要であることをアピールしたかったのかもしれない。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images