U-20日本代表監督がイタリア戦終盤の膠着状態に言及 「負けると厳しいとは分かっていた」

「勝つに越したことはないですが…」

「もちろん勝つに越したことはないですが、一番大事なのは決勝トーナメントへと勝ち上がること。それは上位だろうが下位だろうが意識すべきこと。もちろん勝つに越したことはないですが、一番大事なのは決勝トーナメントへと勝ち上がること。それは上位だろうが下位だろうが意識すべきことです」

 内山監督は「負けてしまうと厳しいな、というのは分かっていました」と状況判断していたことを明かしつつ、こうも話している。

「2年半このチームで戦ったし、アジアを勝ち抜いてこの舞台に立っているからこそ、このシチュエーションが起きたんですよね。コンパクトにプレーすることなどの戦術的部分以外にも、頭で分かっていることをプレーで表現することは本当に難しい。それを表現したという点では、とても満足しています」

 大切なのは、世界の舞台での真剣勝負を一戦でも多く経験すること。3年前のU-19アジア選手権で、U-20W杯の出場権を逃した際のチームでコーチを務めていたからこその表現だった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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