一部大宮サポと一触即発の渋谷監督、成績不振で解任「私の力不足」 後任に伊藤コーチ昇格
最下位に低迷する大宮が監督交代を決断
J1の大宮アルディージャは28日、成績不振により渋谷洋樹監督と黒崎久志ヘッドコーチを解任したことを発表した。後任監督として伊藤彰コーチが昇格し、海本慶治コーチがヘッドコーチとなることが決まった。
昨季クラブ史上最高の年間5位となった大宮は、今季さらなる躍進を目指してシーズンの開幕を迎えたが、まさかの6連敗を喫して低迷。第9節の浦和レッズ戦(1-0)で初勝利を挙げたものの悪い流れを断ち切れず、27日に行われた第13節の敵地柏レイソル戦にも2-4と敗れ、今季10敗目を喫していた。試合後にはゴール裏の一部サポーターと渋谷監督が口論となる一幕もあった。
勝ち点7の最下位に沈む現状を受け、解任となったことについて、渋谷監督は「私の力不足で皆さまのご期待にこたえられず申し訳ございません」と謝罪。その上で「遠くアウェイでもホームのような雰囲気を作ってくださったりと、どんなときも我々を力強く後押ししてくださったことに対し、心より感謝申し上げます」とサポーターへの感謝の言葉を残している。
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