ミラン本田、今季最終節で先発の可能性が急浮上 2戦連続弾でラストマッチに有終の美飾れるか
28日にリーグ最終節の敵地カリアリ戦 本田にとって3年半在籍したミラン最後の試合
日本代表FW本田圭佑は、ミランでのラストゲームとなる今季リーグ最終節の敵地カリアリ戦でスタメン起用の可能性が高まっている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。
ミランはFWスソが出場停止から復帰して右ウイングに入るが、左ウイングのレギュラーであるFWジェラール・デウロフェウがこのカリアリ戦を欠場することが決まった。そして、本田は前節の直接FKやそれ以外のプレーでヴィンチェンツォ・モンテッラ監督に好印象を残し、FWルーカス・オカンポスとの争いを制して左ウイングのスタメンの座を掴む情勢だという。
ミランは4-3-3システムに回帰し、本田と同じく前節に途中出場から2アシストとアピールに成功したMFマティ・フェルナンデスも中盤の一角に入る見込み。MFアンドレア・ベルトラッチとMFマヌエル・ロカテッリが3人のセンターハーフになりそうだ。
すでに6位が確定してUEFAヨーロッパリーグの出場権を得ているため、ノープレッシャーでのゲームになるが、退団を表明している本田にとっては3年半所属したミランでのラストゲームになる。
この試合を終えると日本代表の活動に合流することになるが、シーズンの最後の最後とはいえ、先発出場の機会を得ることは、バヒド・ハリルホジッチ監督にとって朗報になりそうだ。赤黒の名門クラブの10番として迎えるラストゲームで本田は輝きを放ち、有終の美を飾れるだろう。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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