イタリア戦2得点の堂安を指揮官称賛 課題克服の天才に「これくらい苦しい方がいいのかな」

「僕は何年も見ているけど…」と目細める

 自分が決定的なプレーができるか否かで、日本の命運が決まる。なおかつエース的存在だった小川(ジュビロ磐田)が第2戦ウルグアイ戦で左ひざ前十字靭帯断裂の重傷により戦線離脱。その状況で堂安が本領を発揮し、そのプレーぶりに内山監督は目を細めた。

「特に中盤のエリアでは、ボールを動かすなかで自分がチャンスだと見ると判断を誤らずにプレーした。僕は何年も見ているけど、今日のようなプレーを続けてくれると今後は非常に楽しみですね。逆にこれくらい苦しい時の方がいいのかな(笑)」

 グループリーグ3試合で日本は4ゴールを奪ったが、そのうち3ゴールは堂安がマークしている。昨秋のAFC U-19選手権でMVPを獲得し、世界からも注目を浴びるアタッカーの活躍は、日本の躍進に向けて不可欠となりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

田口有史●写真 photo by Yukihito Taguchi

 

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