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“ボランチ”香川が「際立ったプレー」と独メディア称賛 2度目のDFB杯制覇に輝く
ヴァイグル負傷離脱で攻撃の組み立て役を担う 「重要な任務を難なくやってのけた」
ドルトムントの日本代表MF香川真司は現地時間27日のDFBポカール決勝、フランクフルト戦(2-1)に先発フル出場を果たして5季ぶりとなるメジャータイトル獲得に貢献した。ドイツ現地メディアによる背番号23への評価は真っ二つに分かれる結果となった。
香川は3-4-1-2システムのダブルボランチとして先発。司令塔のMFヴァイグルが負傷離脱中ということで、トゥヘル監督は最終ラインでのプレーが本職のDFギンターと香川を中盤の底に並べた。後半は選手交代によって前線が3トップ気味の3-4-3となったが、香川は引き続き中盤センターでプレー。この日は持ち味であるゴール前での仕事ではなく、主に低い位置から攻撃の組み立て役を担った。
ドルトムントは前半8分にMFデンベレが左足シュートで先制。その後はフランクフルトにペースを握られて一時同点とされるも、後半22分にはFWオーバメヤンがPKで決勝点を上げて2-1で競り勝った。このポカールでは3季連続で準優勝に終わっていたが、2011-12シーズン以来5年ぶり4度目の優勝を飾っている。
独紙「WAZ」の採点(1が最高、6が最低)で香川の評価は合格点と言える2.5点。ゴールを決めたデンベレとオーバメヤン、そしてMFプリシッチ、MFカストロ、MFゲレイロが2点と高評価が並ぶなかでのチーム6位評価だが、「際立ったプレーで、BVBで2度目のカップ戦勝利を祝福。重要な任務を難なくやってのけた」とその働きぶりが称えられている。
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