貴公子も惚れ込んだローマの王子様の生き様 ベッカムが退団のトッティに惜別メッセージ
ローマ加入の可能性もあったと明かしたベッカム 「フランチェスコに誘惑されたから」
ローマの元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティは今季限りでローマを離れると明言している。元ングランド代表主将のデイビッド・ベッカム氏はイタリアのファンタジスタに魅了された一人で、ローマ公式サイトで惜別のメッセージを寄せた。
2013年にパリ・サンジェルマンで現役を引退したベッカム氏だが、それ以前にはアメリカ・メジャーリーグサッカーのロサンゼルス・ギャラクシーでプレーしていた。短期レンタルで二度ACミランに渡っているが、その際にローマ加入にも近づいていたと明かした。
「僕がアメリカにいた時、ローマに加入する可能性もあったんだ。そして、その最も大きな理由の一つはフランチェスコに誘惑されたからなんだ」
ベッカムはトッティに魅了され、ともにプレーする道を選択する可能性があったことを明かしている。「彼と同じチームでプレーすることは、特別なことだっただろうね。彼とフィールドで対戦することも、常に特別なものだった」とピッチでの競演を熱望していた。
1993年のプロデビューからクラブ一筋を貫いた“ローマの王子様”の生き様には、かつて“貴公子”と呼ばれた超一流のスターも惚れ込んでいた。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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