強化責任者が代理人と接触 シティがもくろむライバルからのC・ロナウド強奪

「私は毎日、クリスティアーノの状況を尋ねている」

 マンチェスター・シティが、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの争奪戦に乗り出す可能性が急浮上した。英地元紙「サン」が報じている。
 古巣マンチェスター・ユナイテッドが再奪取をもくろんでいる「CR7」に対し、ライバルが強奪の動きを見せている。
 シティの強化責任者、チキ・ベギリスタイン氏は、ロナウドの代理人であるジョルジュ・メンデス氏とコンスタントに連絡を取り合っているという。
「私は毎日ジョルジュにさまざまな状況を尋ねている。当然毎日クリスティアーノに関することも聞くことができるんだ」
 ベギリスタイン氏はそう話しているというのだ。シティは2年前に1億3400万ポンド(約235億円)の移籍金でロナウド獲得の交渉に臨んだが、レアル側に固辞された経緯があった。だが、メンデス氏は著書で、シティがロナウド獲得の望みを捨てずに継続的に交渉を続けていることも明らかにしている。
 また、ベギリスタイン氏は、バルセロナの強化責任者時代にもロナウド獲得に動き、「ユナイテッドがすでに契約していたから無理だった」とも明かしている。マンCは2年連続でFIFAバロンドールを受賞した現在世界最高選手の強奪チャンスを虎視眈々(たんたん)と狙っている様子だ。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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