英誌選出「2017年アジア選手ベスト50」 9人登場の日本、唯一のJリーガーは…
トップ10入りは岡崎と原口の二人
17位には日本代表キャプテンのMF長谷部誠、16位にはDF吉田麻也とハリルジャパンのセンターラインを支える二人が選出。特に海外では攻撃的な選手やサイドの選手が脚光を浴びることの多かった日本人選手だが、ここではピッチの中央でチームの守備を支える両選手が上位に食い込んだ。
今季スイスのヤングボーイズ、ベルギーのヘントという2クラブでプレーしたFW久保裕也は13位。ゴール数では2クラブ合わせて23得点と特大のインパクトを残した。「来年にはトップ5に入る選手だ」と成長ぶりに太鼓判を押されている。
そして、日本からトップ10入りを果たしたのは二人。今季ヘルタ・ベルリンで開幕からレギュラーとしてプレーしたFW原口元気が6位に進出。ハリルジャパンでもロシア・ワールドカップのアジア最終予選で4試合連続ゴールを記録するなど、チームの牽引者となった。「チームで30試合以上に出場し、彼のビジョン、パス、ボールを持った時の落ち着きが素晴らしい評価を獲得した」と記されている。
日本人選手トップは、昨季の同じ企画でナンバー1に選ばれたレスター・シティFW岡崎慎司。今季の3得点1アシストについては「目を引く数字ではないが」と前置きされながらも、「見込みの薄いチャンピオンズリーグでの快進撃を助け、そしてフォクシーズ(レスターの愛称)の成功におけるキーマンとしてのオン・ザ・ボール、オフ・ザ・ボール両面における仕事量は、サポーターの注目ポイントになっている」と評されている。